11月17日、所属する特別委員会にて以下2点の報告を担当部局より受けました。
1.(仮称)東川口駅前行政センター設置事業び進捗状況について
報告内容は、今後のスケジュールや進捗状況など。
今後のスケジュールとしては↓になります。
・令和3年5月〜令和5年11月 本体工事
・令和5年11月 引渡し
・令和5年12月〜令和6年3月 内装・業務設備工事
・令和6年3月〜 備品搬入等開所準備
・令和6年5月7日 行政センター開所予定
現場を見てみましたが人気ですね。住居部分に関しては、現在、完売御礼でキャンセル待ちです。
駅前で立地も良いですし、行政センターにより、更に便利な地域になりますね。


2.農業施策について
◎川口市の農地の現状
・都市計画区域面積は、約6,197ha。そのうち、市街化区域は約5,467haで88.2%、市街化調整区域は、730haで11.8%。令和4年4月1日現在の市街化区域内農地は、256.0ha、そのうち生産緑地地区は、47.1%の120.7haであり、市街化調整区域内農地は、155.0haとなっています。農地は、年々減少しており、平成24年と比較すると、生産緑地は15.1%、市街化調整区域内農地は19.0%減少しています。
・農業者の状況
平成12年の農家戸数は、1065戸ありましたが、令和2年の農家戸数は640戸です、比較すると39.9%の減少です。
年々減少している農地と農家、アンケートの分析からは、後継者不足が深刻な問題となっております。
私も、地元では農家の集まりの農家組合という組織に入っておりますが、どんどん人が居なくなってしまっているのが現状です。都市農業の難しさを肌で感じております。
◎将来像
「農が誇れるまち 川口」へ
・基本方針1 伝統ある川口農業の経営安定
・基本方針2 次世代につなぐ持続的な農地の保全と活用
・基本方針3 「農ある暮らし」を楽しみ・守る
・基本方針4 多様な連携による新しい価値の創出
様々な課題はありますが、基本方針を基に将来像の実現に向かっていくとの事です。
担い手不足対策の就農支援や農業関連広報イベントなど、また、学校での農業に関する授業など。
厳しい現状ではあるものの、盛り上げていくための方法は、まだまだありそうです。

更新日2022年11月24日